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2004年5月30日 (日)

水口博也さんトークショーin新宿

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5月30日(日)
パパラギダイビングスクール新宿店そば
新宿の三光ホールにて

サンゴ礁から南極、北極圏まで広範囲にわたり
取材を展開している写真家・科学ジャーナリスト

水口博也さんをお迎えして
トーク&スライドショーを開催しました。  

 水口さんは海洋哺乳類を中心に研究と撮影を続け
、世界中の海をフィールドに活躍されています。
特に鯨類の生態写真は世界的に高い評価を得ており
数々の賞を受賞されています。
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講演会の方のテーマは大西洋にだけ生息している
タイセイヨウマダライルカのバハマでの生態に関する
報告でした。
 水口さんがバハマを調査地に選んだ条件のひとつに、
この地のイルカが人によく慣れているためにかなり
近づいて観察できることを挙げていました。

その理由はダイバーがイルカと良い付き合いを
してきたことによるそうです。
中でも調査対象に選んだタイセイヨウマダライルカが
特に慣れているとのことでした。
また深度が4~5mの砂地の浅い海が広く続くことも
観察に都合が良く、多くの面でバハマは恵まれている
とお話されていました。
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 1枚目の写真がまさしくその白い砂地が続く
青く澄んだ海に二頭のイルカが浮かんでいるシ-ンで、
会場からは思わずため息が洩れました。

さらにイルカとともに泳ぐ美しい写真が続き目は釘付です。
ただ美しい写真の解説は手短で、お話は主題である
イルカの生態について展開していきました。

 冒頭に群れのコミュニケーションの解説から始まりました。
今までの観察ではイルカの群れは声による
コミュニケーションが主体とされていたのですが、
最近の調査ではボディーコンタクトを取る個体が
わずかながら出てきたという興味深い内容のお話でした。
ヒレや鼻先、お腹など身体を使って
仲間同士コミュニケーションを取っているようです。
二頭のイルカがヒレで握手をしているように見える
写真では思わず笑みがこぼれました。

 その後も若い世代の行動や母子の行動、
個体識別のポイントなどタイセイヨウマダライルカの
不思議で魅力ある生態が次々と解説されていきました。

このようなお話を聞くことが出来たのも
10年以上の長期に渡る水口さんの地道で綿密な取材の
お陰であり、ただただ敬服せずにはいられませんでした。

とは言え美しい写真の数々に、単に楽しむためだけに
バハマの海へ行きたいという思いも強くなりました。

 講演後は素晴らしいお話の数々に会場から惜しみない
拍手が送られていました。

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