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2003年4月

2003年4月25日 (金)

モイヤーさんと地球環境を考える集い

030425moyerbook →モイヤー先生の最新刊です。
すべての生き物(人も動物も‥)に対する
優しさに溢れた素晴らしい本です。
フレーベル館/1400円(税別)

ここ最近モイヤーさんのお話を聞いていて感じ、
また惹かれる事は、モイヤーさんの"生き物全て"に向けられる深い優しさです。

 同じ人間としての人種間の問題、戦争の問題、そしてもちろん海棲生物や
鳥類に対する考え方や接し方に、人間としての幅の広さを感じます。

 そして"優しさ"というのは、相手の立場になってどれだけ
イマジネーションを広げられるかではないか...と最近つくづく考えます。

 また話の内容の中で非常に印象に残った事は、
海流にのって流れ着く海岸や海上のゴミによって生命を脅かされる
海ガメや鳥等の生き物の話で、

これは以前から問題にはなっていましたが、
私たちが出来る事として、海岸のゴミを拾う等の対処法しかない...
と思っていましたが、「ゴミを拾っているだけでは、意味がないのです」
と言われ、はっとしました。

 それは海をフィールドに活動している私たちや海が好きな人達皆が、
自分の見たり聞いたりした現状を声に出し、伝える事が大切である...というお話でした。

→江ノ島沖10キロの海に浮かぶゴミ
030425trash (例えば、ゴミとして捨てられたスーパーのビニール袋を
クラゲと間違えて食べた海ガメは、ビニ―ルが消化されない為
お腹がすかず餌を食べなくなり、ついには栄養不足で死んでしまう...
という事とか、

同じように海や川に捨てられた使い捨てライターや弁当の入れ物等の
プラスチック片を食べた鳥が、弱って死んでしまう事、
釣り糸が尾ビレにからまったイルカが群れについていけなくなり、
弱っていく事等などです。)

 つまり、ゴミを捨てる前に、それを間違えて食べるかもしれない
生き物達のことを想像してみて、行動する事の大切さや、
生き物たちを脅かすそういう現状がある事を知った一人一人が、
その現状を話し伝えていく...という事です。

 先日のアイ・サーチ・ジャパンの報告会でも、
イルカが好きな人は、イルカがいつまでも棲みつづけれる海である様に
...と願い、その為に自分の出来る事から始めよう...と考えるようになった...
という報告を聞きましたが、

それと同様に海をフィールドに生きていきたいと思っている私たちは、
海に棲む生き物たちが、元気でいられるよう自分の出来る何かしらの
行動をする事が大切なのだと思いました。

 そしてそれはつまりダイバーにそして一般の人にも、
もっともっと海に親しんでもらい、その素晴らしさを知ってもらって
熱狂的になってもらう事が、自分の好きなフィールドや生き物を守りたい...
という気持ちを持つ人を増やし、
自然を守る事にも繋がっていく...という事だと思うのです。

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